ニュースレターのフォーマットの探求:Scribble #17
こんにちは。暖かくなったと思いきや、雨が続いてげんなりしますね。
花粉症と低気圧で体調がぐちゃぐちゃですが、そんな場合ならではのアイデアや文章も生まれてきます。
ニュースレターには一貫性と連続性の必要ですが、「一貫性だけでなく予測不可能であることも大事だ」とも言われています。
「こうあるべき」というフォーマットにとらわれず、新しい話題やアイデアを試すのも一つの手ですね。
さて今週はフォーマットにちなんだSubstack公式記事を紹介します。
ニュースレターのフォーマットの探求
ニュースレターのフォーマットは、大体が「コラム」や「読んだ記事や本などのキュレーション」であることが多いです。
しかし、今回のSubstack公式記事「Exploring formats.Writers are getting creative with how to publish on Substack」(フォーマットの探求。Substackでの公開方法でライターが工夫していること)によると、海外では様々なフォーマットがあるようです。
この記事では、ニュースレターのフォーマットが実例付きで紹介されています。
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発行している本の一節の紹介
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聞いている音楽のプレイリストの紹介
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ブッククラブやレッスンなどのコミュニティの活動紹介
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アドバイスコラム(読者からの悩みにライターがレターが答える形式)
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シンプルな画像だけのレター
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クイズやパズル
特に面白く感じたのは、「アドバイスコラム」と「クイズ」。
クイズレターの事例として紹介されていた『Three's a party』では、著者のColin Medwickが歌詞の中に共通項が隠された3曲を毎日提供し、読者に正解を当てるよう呼びかけます。
『Who Am I? 』は、9枚の写真のヒントをもとに、隠れたテーマ(メタキーワード)を当てるというレターです。毎週クイズを出し、翌日に答えが送られてきます。
以前も書いたように、サブスクライブ(購読者との関係)を強めるには、「習慣」が鍵になります。このようなフォーマットは、自然と習慣を作る優れた形式ですね。
普段、オーソドックスなレターをやっているなかに、毎月1回〜2回こうしたクイズを差し込むことは習慣化につながるだけでなく、予測不能性も生んでくれるかもしれません。
また、アドバイスコラムは、一方的な関係になりがちな「レターと読者の距離」を近づけ、UGCをうみ、新たな読者を増やす仕掛けにもなります。
専門性の高い相談を扱う場合は、ペイウォール(有料化のための仕掛け)も設けやすいですし、ビジネスモデルにも繋がりやすいですよね。
いま、日本で発行されているニュースレターのほとんどは、テキストブログの延長線なので、このような新たな取り組みは、ほとんど見かけません。「メールボックスに届く」という特性を考えれば、漫画やゲーム、クイズなどは意外とマッチしそうですよね。
自分も色々試してみたい限りです。
もし変わったレターを読んだ・見たことがある方がいれば、Twitterやコメントで教えてください。
というわけで、今週もここまで読んでいただきありがとうございました。これからのニュースレターを考えるニュースレター 『Scribble』でした。
良き日曜日(もしくは月曜日?)をお過ごしくださいませ。
よかったら、このレターやnoteの感想もいただけると、嬉しいです。今後のネタにもなりますので。
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