プラットフォームと誤情報とのセンシティブな最新事情:Scribble #13
『Scribble』は日曜の朝に届く「ニュースレター」のニュースレターです。ニュースレターに関する話題や発見をお届けします。今週は、プラットホームと誤情報とのセンシティブな関係についてお送りします。
長谷川翔一
2022.02.13
読者限定
こんにちは。花粉症がつらい季節になりましたね。
本当は定期的に薬を飲んだ方が良いのですが、「今日は大丈夫」とサボっては、翌日後悔しています。
積み重ねが大事ですし、効果は少し時間を置いてから出る事が多いのをすぐ忘れてしまいます。
さて、今回は、「プラットホームと誤情報とのセンシティブな最新事情」についてまとめてみました。
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このテーマを取り上げようと思ったきっかけですが、最近、「プラットフォームが反ワクチン情報やフェイクニュースの発信を制限しないことへの批判」が相次いだからです。
国内でも、最近「音声プラットフォームVoicy」に医療デマへの対応の批判が上がっていました。
sekkai MD 💉received a booster shot on Dec. 18th
@sekkai
これできちんと Voicy が対応できるかどうかがプラットフォーマーとしての責任を果たせるかどうかの試金石ですね🙄
気まぐれ歯科情報ななめ読み
@Moody_Dent_Info
はりぃ先生のコメントに対しVoicy代表の方から医療デマに対して「積極的に対応」していただけるとの回答がありました。
今尚Voicyではこのような科学的根拠のない情報発信者が公式に推奨されているのが現状ですので、ぜひ適切なご対応を頂けることを願っております。 https://t.co/hoLvBcV2pZ https://t.co/6cCUAixx1q
2022/02/09 19:14
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この種の問題は定期的に議論になりますが、最近は発信者側の声が大きくなってきたとも感じています。
プラットフォームの選択肢が増え「この問題に対応しなければ、別のプラットフォームに移ります」と言いやすくなったのと、運営との距離が縮まったことがあります。
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単純に考えれば、「専門家のチェックによって、誤った情報を削除したり制限を加える」のは、簡単にできることのように思えるかもしれません。
しかし、これには大きな2つの問題が存在します。