変わるニュースレターの使われ方。ジャーナリズムとの接続の課題:Scribble #18
こんにちは。ニュースレターを語るニュースレター Scribble(スクライブル)です。
今週もぱっとしない気温が続きます。桜がほころび始めたので、そろそろ分かりやすい春が欲しいです。
今回は、これまでも触れてきた「あなたのニュースレターは、世の中にどんな変化を与えていますか?与えようとしていますか?」というテーマを深掘りします。
ニュースレターの使われ方が変わってきた気がします。
以前は、「新しい発信・新しいコンテンツビジネスの手段」として、主にnoteやブログに変わる場所という多かった印象です。クリエイターエコノミーの文脈ですね。
しかし、最近、社会問題やCOVID-19にまつわる誤情報などを「告発」する、ジャーナリスティックなレターが目立つようになってきました。
もともとニュースレターはクローズドメディア・1to1のメッセージ力を持っており、「ジャーナリズム」と接続されやすい性質です。
以前はこうした告発系は「note」で発信されることが多かったのですが、最近は、このtheLetterでの発信も増えてきましたね。
当事者の方々に聞かないと、なぜニュースレターという形式を選んだかは、正確にわかりませんが、ひとつは「プラットフォームの色をつけたくない」、そして「継続的な発信をする予定」「ターゲット外の読者に簡単に届けたくない」「クローズドな発信をしたいが、ペイウォール(お金を払って読んでもらう仕組み)を設けたくない」といったところではないかと思います。