変わるニュースレターの使われ方。ジャーナリズムとの接続の課題:Scribble #18

『Scribble』は日曜の朝に届く「ニュースレター」のニュースレターです。ニュースレターに関する話題や発見をお届けします。今週は、ニュースレターの使われ方とジャーナリズムとの接続について。
長谷川翔一 2022.03.27
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こんにちは。ニュースレターを語るニュースレター Scribble(スクライブル)です。

今週もぱっとしない気温が続きます。桜がほころび始めたので、そろそろ分かりやすい春が欲しいです。

今回は、これまでも触れてきた「あなたのニュースレターは、世の中にどんな変化を与えていますか?与えようとしていますか?」というテーマを深掘りします。

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ニュースレターの使われ方が変わってきた気がします。

以前は、「新しい発信・新しいコンテンツビジネスの手段」として、主にnoteやブログに変わる場所という多かった印象です。クリエイターエコノミーの文脈ですね。

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しかし、最近、社会問題やCOVID-19にまつわる誤情報などを「告発」する、ジャーナリスティックなレターが目立つようになってきました。

もともとニュースレターはクローズドメディア・1to1のメッセージ力を持っており、「ジャーナリズム」と接続されやすい性質です。

以前はこうした告発系は「note」で発信されることが多かったのですが、最近は、このtheLetterでの発信も増えてきましたね。

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当事者の方々に聞かないと、なぜニュースレターという形式を選んだかは、正確にわかりませんが、ひとつは「プラットフォームの色をつけたくない」、そして「継続的な発信をする予定」「ターゲット外の読者に簡単に届けたくない」「クローズドな発信をしたいが、ペイウォール(お金を払って読んでもらう仕組み)を設けたくない」といったところではないかと思います。

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