ニュースレターの未来と抱える問題:Scribble #05
おはようございます。
これまで何度も紹介してきたニュースレター『Lobsterr Letter』が本になったそうです!早速手に入れて、少しずつ読み進めています。

Lobsterrが配信している編集後記のようなpodcastで紹介されたのですが、海外ではニュースレターが書籍化することが増えているようです。クローズドコンテンツと書籍の世界観は相性良さそうですね。
今回は、そんなニュースレターの未来について、「日本ではこのまま広がるか?読み手は増えるか?書き手は増えるか?」を考えてみました。
ニュースレターの可能性
ニュースレターは、書き手と読み手のメールボックスの中でのクローズドなメディアです。
これはクリエイターエコノミーとも相性が良く、完成品として世に出すには不安な制作過程や思考過程のアウトプットを可能にしています。
例えば書籍化でも、こんな感じで話題を細切れに出しながら、熱量を育てていくことができます。
書籍を出したいなぁ→書籍化が決まりました→こんな本にします→本の内容を一部公開します→本の発売日が決まりました→本のウェイティングリスト登録を開始します→本の先行販売を開始しました→本の販売を開始しました→クローズドイベントを開催します

発信の機会が増え、インプレッションを増える以外に、本当のターゲットにだけ売ることも可能になるわけです。
従来、書籍ビジネスは「みんなが興味あるテーマでたくさん刷って安くしてたくさん売って利益を獲得する」ビジネスでした。しかし、本を読まない人が増える中、そのビジネスモデルはなかなか厳しいものがあります。
いまは書籍化に至る過程をコミュニティ内で公開していたり、共創のような形で本作りに関わったりするケースが増えています。
ニュースレターでも、そんな使い方ができます。本が出る前からファンになるようなコミニケーションを通して、あらかじめ購読者候補を作る、その本を確実に広めてくれそうな質の高いファンを育てることさえ可能なわけです。

これは、ニュースレターの持つ「連続性」や「読者と書き手とのコンテクストの強さ」を生かした可能性の一つに見えます。
ニュースレターを発行する人は、ただ情報を発信するだけではなく、基点とした新しいアウトプットの絵、例えばコミュニティ・書籍化・イベントなどを描いていくのが良いのかもしれませんね。
世界や日本でニュースレターはこのまま広がるか?
Lobsterrのポッドキャストでもう一つ、面白かったのが、「世界ではニュースレター疲れが起こっている」ことと「ニュースレターが多すぎて、これからニュースレターのキュレーションや検索エンジンが必要とされるのではないか」という話題でした。

人によっては、100を超えるレターを登録している場合もあり、「未読がたまる」「未読を消化するのに疲れ果てる」、そんな状況がイメージつきます。
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- 日本でニュースレターはこのまま広がるか?
- ニュースレターの可能性、ジャーナリズムとの接続
- ニュースレターの抱える問題
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