ニュースレターの創り方:Scribble#03

『Scribble』は毎週日曜の朝に届く「ニュースレター」のニュースレターです。ニュースレターに関する話題や発見をお届けします。今週は「ニュースレターの創り方」について。
長谷川翔一 2021.09.19
読者限定

おはようございます。

「ニュースレターのニュースレター」も、はや第3号となりました。

キュレーション型に比べると、毎週独自の記事を書いていくのは大変です。

それでも続けるうちに、ペースや執筆スタイルがこなれてきた気がします。最近は、音声入力のメモを中心に「口語体」のような文体に取り組んでみています。

今回は、ニュースレターの創り方というか、材料や調理方法を紐解いていきますね

***

ニュースレターの構成はおおむね「導入」「本文」「追伸/編集後記」に分かれます

普通の手紙と一緒ですね。

初期は「導入」が大事だなと思っています。レターの個性が出やすいし、書く段階で詰まりやすいところなんです。

導入は「型」だったりを決めておくと楽です。読者にとっても、「定番の入り」があるのは良いはずです(YouTubeなんかもそうですよね)。

***

導入は読了率に直結します。

メールを開いて「続きを読もうか」と思わせるには、「おっ?」と引き込む新情報や問いかけ、親しみが感じられるエピソードなどから始まる導入です。

パーソナリティに魅力がある人や身近な人に向けている場合は、最近の出来事なんかを触れるのもいいんじゃないでしょうか。

ニュースを取り上げる系のレターの場合、時事ネタや最新情報、前回の続きに触れてから、本題に入るスタイルが多いですね。

ただ、冗長になりすぎないようにお気をつけください。

***

続いて、本文についてです。

今回は、ニュースレターで一般的なキュレーション型(ニュースを独自の視点で取り上げ、解説するタイプ)を解説します。

このパターンには、大きく分けて2つのパターンがあります。

1つは「テーマに沿った複数のニュースを解説とともに紹介するもの」、もう一つは「1つの記事やテーマに深掘りして長い解説を書いていくもの」です。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、2357文字あります。
  • 今週のおすすめニュースレター

すでに登録された方はこちら

誰でも
臨時号:Revueが2023/01/18にサービス停止
誰でも
ニュースレターの終わりのデザインを考える①:Scribble #24
読者限定
認知度ゼロからニュースレターを始めるのはちょっと厳しい:Scribbl...
読者限定
偶然のバズからサブスクライバーを獲得するには:Scribble #22...
読者限定
ニュースレターに人格を与える幾つかの試み:Scribble #21
読者限定
ペイウォール戦略の最前線とクリエイターエコノミーの限界:Scribbl...
誰でも
今週はお休みです:Scribble
読者限定
送信前のチェックは寝かせてから:Scribble #19